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2013年度後期へき地学校教育論

授業概要:
門講義科目の「へき地学校教育論」は主に3年生を対象に開講しています。1~2年生までにへき地小規模校での授業参観や運動会・学芸会での学生ボランティア体験、学校と地域が一体となった地域行事など、様々な経験を積んできたことを踏まえて、へき地教育への理解をさらに深めるための講義として位置付けています。
講義内容の1点目としては、へき地教育に関する主な先行研究を取り上げ、必要に応じて映像資料や報道資料・関連する論文などを用いながら、具体的な課題をとらえます。例えば、学校統廃合は近年急速に進められていますが、賛否は様々です。そこで統廃合は子どもの育ちにどのような影響をもたらすのか、地域にとってどうなのか、を学生どうしの意見交流も含めて議論をします。そのことが、将来教師になった時に、地元を理解する術にもつながります。立場によって色々な考え方があり、学校が地域に存在することの意味を問うことにもつながります。
2点目には山村留学に焦点をあて、へき地と都市部の教育の比較を事例から学びます。山村留学という都市と農村の交流形態を通じて、へき地地域における体験学習の意義、地域住民の思い、子どもたちの成長、教師の意識の変容等の理解を深めます。学生自身の子どもの頃に経験した楽しかった遊びや体験など、子ども時代を振り返りながら教師としてどのような実践ができるのかを考えます。
3点目には、小規模校を維持しながら複式・少人数指導の課題を克服する取り組みとして、異学年が一つの学級となる複式授業での工夫や、近隣校が集まって学習する集合学習を取り上げ、小規模校の良さを高めていく教育実践に学びを深めていきます。 最後に、毎年任意参加となりますが、釧路市近郊のへき地複式教育研究会等に参加することで、へき地小規模校の現場の実践からも学ばせて頂いています。大学で学ぶ座学と現場から学ぶ実践の両面からへき地教育の可能性を創造的に見出すことができることを目指しています。

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